まきクリニック

お知らせ


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2008/1/21

タイムピールについて

 タイムピールについてのお問合せが多いですが、HP上に当院の症例写真を掲載することは現時点では考えておりません。(そもそも医療機関がBefore&Afterの写真を広告することは、野放しになっているだけでルール違反のはずです)
 公表を了解されている患者さんの症例写真は、公開せず個別にお見せ致します。

 直接お会いすることなしにタイムピールの施術を決めることは絶対にありませんので、ご関心のある方は大変お手数ですがカウンセリングにお越しください。カウンセリングは無料です。ただし1時間以内とさせていただいております。
 タイムピール薬剤の手配の問題で、施術をご決心されてから実際の施術日までに2〜3週間の猶予が必要です。

 お問合せが多いので、とりあえず要点だけを以下に列挙させていただきます。ご参考にしてください。

@ニキビ痕治療や傷痕治療の場合は、レーザーでアブレーション(削皮)してからタイムピール塗布になります。タイムピールのみで改善させ得るのは、肝斑などのシミや小ジワ・毛穴の開きなどです。
 局所麻酔を施しますが、施術中は静脈麻酔にて眠っていただきます。痛みは翌日には落ち着きます。
Aタイムピールのみの料金は84万円、レーザーアブレーション+タイムピールの料金は126万円です。タイムピール塗布は全顔に行ないますが、上マブタには基本的に塗りません。料金は税込みで、施術料以外にお渡しするダウンタイム中の各薬剤(内服薬・外用剤)代や化粧品代が含まれます。
B施術後、お顔のカサブタが全て自然に剥がれ落ちるまでの2週間前後は、原則お顔にはノータッチです。マスクも出来ません。水で濡らすことも厳禁です。ですから、入浴や洗髪などが大変です。
Cカサブタが剥がれ落ちた時点で、ニキビ痕の凹みは劇的に改善しています。その後1〜2ヶ月かけて新しい皮膚が完成しますが、ニキビ痕の凹みもさらに改善します。
 問題は赤みで、徐々に引いていきますが完全になくなるには3〜6ヶ月、場合によってはそれ以上かかります。アブレーション部分とタイムピールのみの部分との境界線も最終的には目立たなくなります。
D合併症としては、頻度の高いものとして経過中の炎症後色素沈着の出現があります。一時的なものですが、お渡しする外用剤塗布にて改善が早まります。
 稀なものとして肥厚性もしくは陥凹性瘢痕が起こり得るとされますが(韓国では1,000例に3例の頻度)、もし発生したら適切に対処させていただきます。
E基本的に1回で終わる治療ですので、問題が起こらなければ施術後に通院していただく必要は特にありません。メールなどのやり取りだけで結構です。

 

2007/10/3

深部皮膚再生術(タイムピール)、日本初導入!

 先ずとにかくタイムピール([Web])のBefore&Afterを見てください。切ったり貼ったりするわけでなく、最新のレーザー機器を使うわけでもなく、これらの成果が得られるのです。肝斑も消えます。ニキビ痕のクレーターもキレイに治ります。そして、その成果が10年も20年も続くのです。

 タイムピール開発者のPyun博士に直接ご指導を受け、当院でも日本で初めてこの治療が出来ることになりました。HPにそのうち満を持して詳しくアップします。

2007/7/20

サーマクール後のACR無料施術について

 当院でサーマクールを受けていただいた方にACR療法を無料で追加施術するというプログラムは、ご要望が多いので引き続き行なっております。

 サーマクールを照射した約1ヶ月後から皮下のコラーゲンが再生し始めるとされますが、そのタイミングに合わせて自己のPRP(多血小板血漿)を注入してさらにコラーゲン再生を促し相乗効果を図るというプログラムです。

 サーマクールは3.0cm2チップで300ショット照射します。両頬のみの場合は200ショットですが、その場合もACRはご希望の部位すべてに施術させていただきます。

 ただし、ACRのキットは国産のものを使用します。リジェンACRをご希望の場合は、キットの差額代\63,000が別に必要となりますので御了承ください。(ACR施術時に別途ご請求)

 

2007/6/15

当院のACR療法について(2)

 ACR療法は、再生医療による最新の美容医療ということで注目され、当院にも大変多くのお問合せがあります。今一度ここで当院のACR療法について詳しくお伝えさせていただきますので、ご参考にして下さい。

(1)当院のACR療法で主に使用するキットは、歯科の先生方がお使いの国産のキットです。スイス・リジェン社の輸入キットは大変高価なため、施術料金を抑えるため国産キットを使用しています。とは言え、ブランドに弱いというのも人情ですから、ご希望があればリジェンACRのキットを取り寄せて使用することも可能です。その場合、キット代の差額分の料金が余計にかかります。(1回\105,000→\168,000)

(2)問題はキットにより効果に差があるかということですが、差はないと思います。目的の血小板を集めるのは、あくまでも遠心分離という操作によるからです。リジェンACRのキットの方がより効率良く血小板を集められると主張しているようですので、念のため当院ではリジェンACRキットの倍の数の国産キットを使います。(その分、採血量も多くなりますが)

(3)リジェンACRの倍量のキットを使いますので、得られるPRP(多血小板血漿)の量も多めになります。ですから、両目の下やホウレイ線などに部分的に注入するだけでなく、お顔全体に注射できます。お顔の一部だけ若返ってもしょうがないと思いますので、お顔全体に注射することをお勧めしています。

(4)PRPを調整する間の約30分間、表面麻酔をしながらお待ちいただきます。痛みに弱い方には神経ブロック麻酔も併用します。

(5)血小板を活性化させて人為的に炎症を起こしているようなものですから、当然のことながら当初はお顔が若干腫れます。しかし、日常生活に差し支えるほどではありません。

(6)ACR療法の効果は1年以上続くとされています。当院でACR療法を受けられて最も時間が経過した方でもまだ5〜6ヶ月に過ぎませんが、効果は同じレベルで持続しています。

2007/5/9

ガン免疫療法について

 ガンに対する免疫療法には、何を用いるかにより様々な方法があります。怪しげな民間療法は別にして、現状では傑出した方法はありません。 
 当院で一部のガン患者さんに対して細々と行なってきた免疫療法は、BCG-CWSという物質を用いる方法です。院長が勤務医時代に「肺ガン手術後の再発予防」のため大阪府立成人病センターの林先生が行なっていたBCG-CWSによる免疫療法をお手伝いしていたことがあるからです。しかし、最近BCG-CWS(厳密にはMDP誘導体)が生産中止になったため、入手できなくなりました。ですから今後BCG-CWSによる免疫療法をご希望される患者さんは、BCG-CWSを独自に精製しておられる大阪府立成人病センターもしくは林先生の個人開設クリニックにご紹介する形になります。
 代替品として、丸山ワクチンと同じ成分であるアンサー20という薬品を使用することは可能です。アンサー20はBCG-CWSと同様に結核菌から抽出された物質で、ガンの放射線療法に伴なう白血球減少症に対して使用する場合に限り保険診療も認められている薬品です。

 ひとつお断りしておきたいのは、免疫療法は患者さんへのダメージが少ないという意味では良い治療法なのですが、末期ガンを免疫療法で治そうというのはどう考えても無理があります。
 むしろ発ガンを心配する中高年に達したら、ガンになる前に予防的にこれらBCG-CWSやアンサー20などの投与を定期的に受けるということが最も免疫療法の力を活かす医療だと考えます。いわば「免疫力の若返り」です。当然、風邪などの感染症にもかかりにくくなると思われます。


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